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確定申告終了~

昨日やっと今年の確定申告終わりました。16日が期限なので本当にぎりぎり……。


さて、同人作家やシナリオライターをやっている、またはやりたい人で「税金って良く分からない」という人がいると思うので、自分がやってるやり方でも備忘録的に書いておきます。

まず確定申告ですが「白色申告」と「青色申告」があります。
良く分からんという人も多いと思いますが

白色申告:簡単 ただし控除額が低い(あまり得しない)
青色申告:面倒 控除額が多い(得する)

とでも覚えておけば大体あってます。

青色申告をするために事業登録というのが必要になりますが、これは税務署にいけば楽にできます。

事業社名と屋号の登録が必要になります。
自分は事業社名は本名、屋号はサークル名で登録してます。

1:何故、確定申告をするのか?

税金や保険料が安くなります。
さらに源泉徴収などで税金を払っていた場合、それらも一部帰ってきます。

これらの特典がなかったら、誰も確定申告なんかしません。
むしろ、そのためにするようなものです。

2:どのように行うのか
最近は税務署のページから簡単にできます。

世間で売られてる「確定申告」「青色申告」の本を買ってくるより、税務署で対話型の記入をしていった方が楽かもしれません。
ただし、記入する数字は自分自身で把握しておく必要があります。

3:経費について

シナリオライター(外注)は、基本的に「メーカーに書いたシナリオを売って報酬をもらう」仕事です。
なので、源泉徴収などは基本的に向こうでやってくれます。

「その時点でもう終わりでいいんじゃ?」と思う人もいると思いますが、これよりもう少し先に経費をまとめる事ができます。

何故経費をまとめる必要があるのか? という問いには、こう返答しておきます
「その方が得をするから」。

そのため得をしたい人は、自分の事業にかかわる項目の支払いについて、領収書などを取っておく必要があります。
このとっておいた領収書が「経費」になります。

4:収入と所得の違い
メーカーから振り込まれた報酬の合計が「収入」
それから、各種経費などを差し引いて手元に残ったのが「所得」となります。

税金はこの「所得」に掛かってきます。
確定申告をしなくても、税務署は独自に調査をして「あ、こいつ収入があるな」と思った人間には課税をしてきますが、税務署の調査では、どれだけ経費が掛かったかが分かりません。
(というか、銀行振り込みなどを見て適当に額を合計しただけの調査しかしない)

そのため、本当は経費や生活費で手元にお金なんかぜんぜん残ってないのに、見た目的な収入が多いがために、莫大な税金を要求されることがあります。
これが払えないと国への借金として残り、後から説明するにしても色々と面倒な上に、還付金などは戻ってこないので損をします。
転ばぬ先の杖が確定申告と言えるでしょう。

5:具体的な準備

このページを見ている人という前提で「シナリオライターの確定申告」という前提で進めます。
自分は大体この辺りを経費にしています。

 全額経費になるもの

『仕事が無ければ払う必要が無かったお金』は全額経費になります。
例えば、仕事の打ち合わせのために使った喫茶店の飲食費や、次の仕事のために買った資料などは100%経費に入れても問題ありません。
(税務署に突っ込まれた場合にきちんと答えられるように、領収書の裏にでもメモをとっておくといいです)

領収書が残らない物としては「交通費」なども経費に入ります。
・仕事の打ち合わせに行くための交通費
・シナリオライターとして音声収録立会いのために使った交通費
・企画会議の打ち合わせのために、メーカーのある地方へ移動した時の交通費(でも大抵はメーカー側が交通費くれるので、向こうが出してくれた場合は入れられないので注意)

等も控えておくといいでしょう。

PCが無ければ仕事にならない人は、仕事用PCに関するものは全額経費に入れて大丈夫です。
私用と兼用なら若干割り引いておくといいでしょう。

次の仕事につながる接待交際費なども、経費に入れられます。
(同人即売会の打ち上げなど。サークルを手伝ってくれた人たちへのお返しとしてお金を持つ場合も多いですが、それらは同人をしてなければ発生しなかったものなのと、そこでお返しをする事によって次の手伝いもお願いできるという解釈が出来るので経費に入れられる)

 一部経費になるもの

部屋代、ガス水道電気の光熱費、通信量、HP等を持っている人はその契約料金

「仕事場」として自宅とは別に持っている人は、これらの領収書、明細から100%を登録できます。
「自宅兼仕事場」の場合は、比率によって割り出す必要があります。
大体2~4割(人によって違う)が適用されるでしょう。

仕事用にPCを立ち上げる必要がある電気代などと違い、水道代などは「人間仕事しなくても生きてれば水を飲んだりトイレにいく」の理屈から、厳しく見られる傾向があるようです。

通信費、携帯代なども入れる事ができます。
携帯代は仕事にしか使わない仕事用携帯なら100%を。個人との兼用なら使用頻度に応じて大体の割合を求められます。
インターネットも同じく「打ち合わせやデータのやり取りにネットが必要」という場合と「仕事の文書は郵送でやっててネットなんか使ってない」という場合では割合が違いますので、そこは注意です。

 一部経費になるもの2

作家の場合は「漫画」「ゲーム」などの趣味に使ったものも、一部経費に入れる事ができます。
当然の事ながら、最近の流行を知らないと創作物でお金を稼ぐ事なんかできませんし、読んだ物からどの程度まで着想を得て新作を書いたかなんて、本人にすら分かりません。
ただ、分からなくても「それが無ければできなかった」という部分はあるので、仕事にかかわる物として経費に入れておく事はできます。

が、当然ながら「お前これ、明らかに100%趣味だろ」って部分は突っ込まれると返事に困るので、ちょっと大人しめにしておく必要があります。
自分の場合だと、漫画を経費に入れる場合、内容の分からない一巻目などは全額経費に入れて、続刊を買う場合は明らかに「自分が気にいったから」の割合が多くなるため、経費に入れないか大分差っぴいて計上してます。


 つまり、ライターになれば漫画やゲーム等は経費になって国がお金出してくれるようなものなの?

 これ、すごく勘違いしやすい要素なのですが。ぜんぜん違います。
経費として所得から引いたとしても、例えば1万円くらい買い物としても、それで安くなる税金はせいぜい数百円です。
これが積もり積もって大きな減税につながるのは間違いありませんが、どう考えても数百円のために無駄に1万円使うよりは、1万円を残しておいたほうが良いです。

「お金を使った上でさらに損しない」ために領収書を取っておくのであって、「好きな物を買いあさった結果、懐も暖かくなる」という訳ではないのが注意です。

――――――――――――――――

「作家 確定申告」などのキーワードでググルと色々と出てくるので、その辺りを見ながら書類を作って、税務署に持っていけば基本的に終わりです。

数字が明らかにおかしい場合、税務署から「数字おかしいのでちょっと再計算してみて」と言われて直せばそれでOKなので、あんまり気にせずまずはやってみるので良いと思います。
(税務署のHPで作る場合、足し算引き算の計算は自動でやってくれるので、直す必要もまず発生しないですが)

色々と面倒ではありますが、源泉徴収で引かれてる人は還付金も数万円~数十万円も戻ってきますし、領収書さえある程度取っておけばエクセルで適当に表を作るだけでも問題ない事なので(最近はエクセルのテンプレートも色々な人が出してる)、まだやってない人はやっておくと何かと楽になると思います。

ちなみに税金は「収入が出た次の年」にかかわる物なので、「昨年までペーペーだったけど自分の作品が(あるいは同人が)流行になって爆発的に売れた結果、大金持ちになっちゃった!」という人は、税務署に相談して先払いで税金納めておくと、「去年まで支払う税金が10~20万だったのに、金持ちになって調子にのって使い切った後に、いきなり1000万も要求されたんだけど…」という事態を避けられますので素直に相談しておくのをお勧めです。

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